世界的パティシエが手掛けるスイーツに、連日行列の賑わいを見せる「シェ・シバタ」

エリア情報

地下鉄「覚王山」駅から日泰寺へ続く参道周辺には新旧さまざまなジャンルの店が軒を連ねています。創業100年超の食堂や昔懐かしいお好み焼き屋などの覚王山の歴史を長く見てきた老舗から、パティスリーやカフェまで、個性豊かな店が70店近く出店しているのです。
今回は、すっかり全国区となったパティスリー「シェ・シバタ名古屋」をご紹介します。

世界的パティシエが手掛けるスイーツに、連日行列の賑わいを見せる「シェ・シバタ」

2006年オープン。新しい覚王山を体現するパティスリー

岐阜・多治見に本店を構える「シェ・シバタ」の名古屋の拠点となるのがこちらの「シェ・シバタ名古屋」。メディアでもよくお見かけする、世界的パティシエの柴田武シェフがオーナーの店です。
2006年のオープン以来、連日多くの人が訪れ、その目見麗しいスイーツで人々を魅了しています。

昨年リニューアルした店内は、日本料理店や鮨店をイメージしてデザインされた“モダンジャパニーズ”な雰囲気。パリとニューヨークのデザインアワードで金賞、銀賞を受賞するなど、ここでも世界的な評価を得ています。


▲イートインスペースでは、スイーツとともにおいしいドリンクがいただける。

まるで宝迫箱の様な色とりどりのショーケースに目移り

季節ごとに入れ替わるフレッシュなケーキは、柴田シェフのインスピレーションから生まれます。
フランス菓子の伝統や技術をベースに、斬新な発想を得たスイーツたちは、いつ訪れても驚かされるものばかりです。

見た目の美しさはもちろん、素材にもとことんこだわっており、地元の食材をはじめ、世界のカカオ豆の農園にシェフ自ら足を運ぶなど、随所にシェフの審美眼が光ります。


▲定番から季節限定まで常時20種類以上の美しいケーキが並ぶ。

この時季しか食べられない限定スイーツは要チェック!

旬の素材を使用した季節限定ものを目当てに並ぶ人も多いそう。

春に登場する「フレジエ(TOP写真手前)」は、ジューシーなイチゴをたっぷり使用したフランスのイチゴケーキ。オリジナルのムースリーヌで仕立ててあります。

他にも、指名買いするファンを持つ定番ものも多数ラインナップしています。「エクレール オ ブールサレ(TOP写真奥)」は、高品質の証であるAOPを取得したフランス産の有塩バターのうえに、天然のゲランド塩をのせたキャラメルのエクレアです。

どのケーキもイートインでいただく場合は、おしゃれなお皿でサーブされるので、こちらも気分が高まります。


▲シェ・シバタ オーナーシェフ 柴田武シェフ


常に新しい着想で、日本をはじめ世界に独自のスイーツを発信し続ける「シェ・シバタ」。そんな時代をリードするパティスリーが覚王山にはあるのです。
古き良きものは大切に、新しいものは寛容に受け入れる。この姿勢が町の活気を継続し続ける理由なのでしょう。


【SHOP DATA】
シェ・シバタ名古屋
名古屋市千種区山門町2-54
052-762-0007
10:00~19:30 火曜定休
アクセス/地下鉄東山線「覚王山」駅1番出口より徒歩2分